2023年3月、大人へ向けたプリキュアシリーズの制作が発表されました。
そのうちのひとつ、2023年10月よりNHK Eテレで放送予定の「キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~」は、2007年から始まった人気作品「Yes!プリキュア5」シリーズの続編にあたります。
当時放送していた「Yes!プリキュア5」シリーズは”将来の夢”と”希望”をテーマにした作品です!
プリキュアとして共に活動を続ける5人がそれぞれの苦悩やコンプレックスを乗り越え、共に成長し、5人の夢が更に広がっていく様が描かれていました。
そんな5人の未来が描かれるであろう作品「キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~」。
従来からのファンはもちろん、最近子どもがプリキュアに興味を持ち、一緒に見ている”オトナ”であるママ・パパにとってもちょっと気になる作品ではないでしょうか。
“大人になられた当時のファンの皆様はもちろん、現在シリーズを観てくださっている方々にも、これからも『プリキュア』シリーズをより楽しんで頂けるような映像を”というコンセプトのもと、これら2つの作品は誕生いたしました
引用元:https://natalie.mu/comic/news/516490
東映アニメーションからの公式コメントからは、当時の作品を見ていない方も楽しめる内容であることが読み解けます。
とはいえ、十分に楽しむには「Yes!プリキュア5」を見た方が良いことは間違いありませんが、なかなか時間がないのがオトナの悩み…。
しかも「Yes!プリキュア5」は「Yes!プリキュア5 GoGo!」と作品名を変えて、通算2年も続いたプリキュアシリーズでもボリュームも満点な作品です。
そんなママ・パパやライトなプリキュアファンにもオトナプリキュアを十分に楽しんでもらうべく、私の独断と偏見で「トータル4時間でOK!見ておくべき作品・エピソード5選」をご紹介します!
劇場作品でキャラクターや人間関係・雰囲気を掴む
劇場作品は「子どもも飽きないように」と約70分に収まっており、一話完結のため視聴しやすく作られています。
初めて見る人がいることも想定し、キャラクターの性格や設定などもある程度把握できる内容になっていますよ
時間があまりないけど、まずは作品にふれてみようかな?という大人にこそオススメです。
テレビと比べて作画の質も高く作られているので、映像的にも楽しめます!
【ミラクルライト初登場】映画『Yes!プリキュア5~鏡の国のミラクル大冒険!~』
2007年に公開された「Yes!プリキュア5」の劇場作品であり、いまやプリキュア映画の代名詞とも言える「ミラクルライト」が初めて登場した作品です。
主人公・夢原のぞみをはじめとしたメンバー5人全員が登場し、プリンセスランドに遊びにいく所から話は始まります。
キャラクターの名前や性格はもちろん、妖精の「ココ」と「ナッツ」が人間界に来た理由なども垣間見ることが可能です。
特に今作で登場するプリキュアをコピーした敵「闇の戦士」と戦うシーンでは、主人公であるキュアドリーム(夢原のぞみ)がどんな人間性を持っているのか、そしてプリキュア5人の絆の強さが感情的に伝わってくる作品となっています。
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少女マンガ的な恋愛要素もあり、オトナプリキュアでその先がどのように描かれるのかも気になるポイント
【キュアドリームのキスシーンも】映画『Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ』
前作でココやナッツたちの住んでいた国「パルミエ王国」が滅んでいるという描写がありました。
今作でパルミエ王国は登場しないものの、ココやナッツたちが幸せに過ごしているであろう様子が冒頭のシーンから伺えます。
また「Yes!プリキュア5」でも描かれていた恋愛模様も健在で、プリキュアとしては初?となるキスシーンも。
敵にも味方にも希望を与えるキュアドリームは変わらず健在で、今作の敵「ムシバーン」には戦いを通して”仲間と共有する幸せ”を伝えます。
子どもたちは誰かにに「どうぞ」が上手にできなかったり、自分ひとりで○○したい!という気持ちが抑えられないもの。
ムシバーンはその気持ちを具現化したような存在であり、対比的にキュアドリームは親の気持ちを具現化した存在として描かれています。
親と子どもに伝えたいメッセージを、作品ごとにしっかりと作りこんでくるプリキュア作品。20年続く理由はそこにあると私は思います。
そんなプリキュアたちが実際に大人になった未来を描くであろう「オトナプリキュア」では、どんな大人になっているかが気になりますね。
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以上、劇場2作品を見れば、おおまかではあるものの「Yes!プリキュア5」シリーズのあらすじや人間関係、雰囲気などを掴むことができます。
「Yes!プリキュア5」3つのエピソードでプリキュア5の「人間性」と「夢」をより深く知る
プリキュアシリーズの中でも特に仲が良く、チーム力に優れているという評価が多い「Yes!プリキュア5」。
実は最初から仲が良い友人の集まりではなく、夢原のぞみ(キュアドリーム)と夏木りん(キュアルージュ)以外は同じ学校に通うだけの他人でした。
そんな5人が学生としてもプリキュアとしても活動する中で、ケンカをしたり悩みながらも、最後は必ず助け合って成長していく姿が描かれています。
テレビシリーズである「Yes!プリキュア5」から、そんな成長していく姿が描かれたエピソードを3つご紹介します!
第23話「大ピンチ!悪夢の招待状」&第24話「新たなる5人の力!」
この2つエピソードでは、あることをきっかけにケンカが勃発。お互いに持っていたちょっとした、でも積み重なっていた不満が爆発し、仲違いしてしまいます。
時を同じくして敵組織「ナイトメア」はチームとしての絆を断つことが勝利への道と考え、孤立しているときを狙って攻撃を仕掛けてきます。
キュアドリームの除く4人は負の感情を大きく揺さぶられ、抵抗も出来ぬまま”絶望の仮面”というアイテムをつけられて操り人形に…。
「Yes!プリキュア5」では”夢”や”希望”を持った女の子たちが主人公です。
夢を追いかける中で乗り越えなくてはいけない苦しみや悩み、仲の良い友人とのすれ違いは子ども時代に誰しも経験したことがあるでしょう。
そんなハードルをたとえ一人になったとしても乗り越えようと、希望を無くさずに奮闘し続けるキュアドリーム。
自分の子どもにも大小はあれど、同じような壁が現れる日がきます。
その時に親として、同じように希望をなくさず乗り越える手助けができるだろうか…?と考えさせられるエピソードとなっています。
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「キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~」でもキュアドリームこと、夢原のぞみは、ひたむきでポジティブなままなのか?気になるポイントのひとつです。
第48話「希望VS絶望 最後の対決!」
「Yes!プリキュア5」最終話の一つ前のエピソード。
敵組織「ナイトメア」にドリームコレットとピンキーを奪われ、敵の願いを叶えられてしまいドリームコレットを失います。
敵の圧倒的な力と「もうココたちの願いを叶えてあげられない」という状況に、絶望を覚えるプリキュアたち。
絶望に反応し人をも飲み込んでいく「絶望の闇」に、プリキュアたちも飲まれかけてしまいます。
そんなプリキュアたちを救うのはどこかの誰かではなく、5人のそれぞれの「夢」でした。
「女優になりたい」。
「小説家になりたい」。
「今は夢はないけど、やりたいことを見つけたい」。
「Yes!プリキュア5」が始まった頃から持っていたそれぞれの夢。
共に活動していくうちに「一緒に叶えたい夢」や「新しい夢」へと成長していることに気付きます。
夢を一緒に叶えたい。
そんな想いが希望へと変わり、絶望の闇を打ち消して反撃が始まります。
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2023年10月から放送予定の「キボウノチカラ」では大人になった彼女たちが主人公です。
大人になると仕事や日々の忙しさに追われ、友人関係が希薄になったり、新しい家族を持つことで希望や幸せを感じたり、様々な変化が生まれます。
- 14才の少女から大人になり、それぞれが見つけた夢や希望が叶っているのか?
- それとも大人へと成長する過程で、さらなる変化があったのか?
- ココやナッツたちはどのように過ごし、のぞみたちとの関係に変化はあるのか?
劇場作品とオススメエピソードを見たあとには「キボウノチカラ」が見たくてしょうがない!いや、むしろテレビシリーズ全部見たい!
そんな気持ちになること間違いなしです。
まとめ
今回は大人向けプリキュアシリーズとして発表された作品のひとつ、「キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~」が始まるまでに見てほしいエピソードをご紹介しました。
なにごとも初めの一歩が一番重いもの。
劇場作品は作画もきれいな上に、1時間程度で作品の雰囲気や最低限の設定を把握できるので、忙しい大人にこそオススメの作品です。
興味が湧いたら、次は3つのオススメエピソード。
「Yes!プリキュア5」の友情や人間的な成長、そして最も大切な要素である「夢」と「希望」について深く知ることができます。
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以上、「【4時間あればOK!】オトナプリキュアとは?10月までに見るべきエピソード5選!」という話題でした。
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