月額料金は大差ないけれど、新しいサービスを登録には手間がかかります。どうせ同じ手間なら「安くて配信作品が多い動画配信サービスを選びたい!」と思いますよね。
低価格の代表的なサブスク型動画配信サービスといえば、以下の3つです。
本記事では上記3つのサービスを、アニメ作品数や無料期間・ポイント、口コミなどをもとに徹底比較。
アニメを少しでもお得に見たい方に、おすすめの動画配信サービスをご紹介します。
アニメ作品数No.1は『dアニメストア』!『DMM TV』と『アマプラ』の作品数は少ない?
各サービスの月額料金と、追加料金なく見れる「見放題のアニメ作品数」は以下のとおりです。
アニメを見るという観点では、『DMM TV』と『dアニメストア』のコストパフォーマンスの高さが際立ちます。
サービス | 月額料金(税込) | 見放題アニメ作品数 | コスパ (月額料金÷アニメ作品数) |
---|---|---|---|
Amazonプライムビデオ | 600円 | 約1,600本 | 0.375円 |
DMM TV(DMMプレミアム) | 550円 | 4,839本 | 0.114円 |
dアニメストア | 550円 | 5,700本以上 | 0.097円 |
『Amazonプライムビデオ』はアニメ作品に特化しているわけではなく、メインである通販事業や音楽の聴き放題、電子書籍読み放題など、多岐に渡るサービスが魅力です。
その魅力を求めていない方や、幅広いアニメ作品を見たい方は、『DMM TV』か『dアニメストア』を選びましょう。
アニメ作品が好きな方のなかには、2.5次元作品や特撮作品も見たい!という方も多いと思いますので、それぞれの作品数もチェックしましょう。
2.5次元作品数No.1は『DMM TV』独占配信も多数有り
2.5次元の舞台やミュージカルファンにとっては、『DMM TV』がおすすめです。
サービス | 見放題作品数 |
---|---|
Amazonプライムビデオ | 54本 |
DMM TV(DMMプレミアム) | 527本 |
dアニメストア | 444本 |
配信作品数がもっとも多く、Xでもおすすめする口コミがありました。
特徴的な点は、独占配信が豊富にあること。新着作品で検索すると、ほとんどの作品が独占配信であると分かります。
また、人気作品には特典映像もついているものが多いのも特徴的です。
アニメ作品数では『dアニメストア』に若干劣るものの、2.5次元作品も見たい方なら『DMM TV』が最適です。
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特撮作品数No.1は『DMM TV』アマプラもチャンネル追加で幅が広がる
特撮作品の配信も『DMM TV』が圧倒的に充実しています。
サービス | 見放題作品数 |
---|---|
Amazonプライムビデオ | 52本 |
DMM TV(DMMプレミアム) | 383本 |
dアニメストア | なし |
見放題作品数では『DMM TV』が圧倒的ですが、『Amazonプライムビデオ』の場合は有料チャンネルでカバーすることも可能です。
追加料金が必要ですが、チャンネル追加は安いものだと2〜300円程度のチャンネルもあります。
Amazonプライムの「無料配送」や「電子書籍読み放題」などを中心に利用している方なら、チャンネルを追加した方が安く済む可能性があるため、希望の作品が見れるチャンネルがないか確認してみましょう。
アニメ映画作品数No.1は『DMM TV』5.1chサラウンドにも対応
見放題のアニメ作品数では『dアニメストア』に軍配が上がりましたが、劇場作品に絞れば『DMM TV』がNo.1です。
サービス | 見放題作品数 |
---|---|
Amazonプライムビデオ | 53本 |
DMM TV(DMMプレミアム) | 552本 |
dアニメストア | 525本 |
『DMM TV』で劇場作品を見るメリットは、作品数だけではありません。
dアニメストアでは対応していない「5.1chサラウンドに対応」しているという強みがあります!
5.1chサラウンドとは、映画館のような立体的な音を家でも体感できるサウンド・システム。体感するためには複数のスピーカーが必要ですが、費用も場所も必要です。
そのような課題をクリアするには、5.1chサラウンド対応ヘッドホンの利用がおすすめ。
ヘッドホンなら場所も取らず、1万円台のものから用意されているので、手軽に映画館と同じ音響で楽しめます。
もちろん「Apple AirPods Max」のような、高級品で堪能するのもおすすめです。
【独占配信作品は?】アマプラは映画・dアニメストアは最新アニメが多い
どの動画配信サービスも独占配信作品を保有しており、新規顧客の獲得に励んでいます。
『Amazonプライムビデオ』の独占配信作品は、人気の高い劇場アニメ作品がラインナップされています。
たとえば「シン・エヴァンゲリオン」や「シン・仮面ライダー」などの庵野秀明監督作品や、「劇場版ブルーロック」が代表例です。
次に、最新アニメ作品を漏れなく見たい方なら、最新アニメを独占配信している『dアニメストア』がおすすめ。
2024年の冬アニメを例にあげると、以下3作品が独占配信作品の予定です。
- 真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 2nd
- 魔法少女にあこがれて《あこがれVer.》
- 魔都精兵のスレイブ 《ご褒美Ver.》
最後に『DMM TV』は、オリジナル作品やマンガ原作のオリジナルドラマなどが豊富に配信されています。
Netflixの看板アニメとして人気の高かった作品「GREAT PRETENDER」や、ルパン三世の少年時代を描く「ルパンZERO」がオリジナル作品として独占配信中です。
マンガ原作のオリジナルドラマでは、となりのヤングジャンプで連載している「こういうのがいい」や、ヤングマガジンで連載していた「ケンシロウによろしく」などを配信。
どのサービスを選ぶば良いか迷うと思いますが、実は独占配信作品はDVD・Blu-rayでレンタルできますが、オリジナル作品はできないという大きな違いがあります。
詳細は後述しますが、『DMM TV(DMMプレミアム)』に加入した際にもらえる「DMMポイント」で、レンタル料金を支払えるため、実質無料で追加視聴ができます。
初回特典の30日間無料とあわせて、上手に活用してお得に作品を楽しみましょう。
【無料期間・ポイント比較】無料ポイントがつくのは『DMM TV』のみ
サービス | 無料期間 | ポイント付与 |
---|---|---|
Amazonプライムビデオ | 30日間 | なし |
DMM TV(DMMプレミアム) | 30日間 | 新規登録で550円分付与 |
dアニメストア | 31日間 ※アプリから入会の場合、14日間 | なし |
『DMM TV』では無料期間中に550円分のポイントが付与され、レンタル作品や電子書籍の購入に利用できる点が他サービスにないメリットです。
最新作品や他社で独占配信している作品は、有料レンタル配信やDVD・Blu-rayでレンタル可能なケースも多いため、無料ポイントを使ってお得に視聴しましょう。
\ レンタルなら最新アニメ作品も見れます /
【便利な機能を比較】個別設定できるのは『DMM TV』のみ
動画配信サービスにはシリーズ作品を連続で視聴する場合に、オープニングやエンディングを自動でスキップしたり、次のエピソードを自動で再生する機能があります。
すべてのサービスで提供されているわけではありませんが、Amazonプライムビデオ・DMM TV・dアニメストアには、いずれの機能も備わっています。
Amazonプライムビデオ | DMM TV | dアニメストア | |
---|---|---|---|
自動オープニングスキップ | △ ※手動で可能 | ◯ | ◯ |
自動エンディングスキップ | △ ※連続再生時に適用 | ◯ | △ ※手動で可能 |
自動連続再生 | ◯ | ◯ | ◯ |
ただし上記のとおり『DMM TV』以外は手動での操作が必要であったり、他の機能とまとめられています。
未視聴の作品を一気に消化したいときには、『DMM TV』を利用すれば、よりストレスなく視聴できます。
【テレビ用アプリは使いやすい?】口コミ評価を紹介
各サービスのテレビ用アプリについて、口コミ評価を調べると以下のような傾向がありました。
- 『Amazonプライムビデオ』は動作が遅い
- 『DMM TV』は使いやすい
- 『dアニメストア』はインターフェースは良いが、アプリ間の連携に不満がある
具体的な口コミとともに解説します。
テレビ用アプリの口コミは「DMM TVが使いやすい」
ユーザーの口コミでは、『DMM TV』のテレビ用アプリが操作しやすいと高評価でした。
『dアニメストア』はインターフェースが優れており、作品検索がしやすい構成となっています。
しかしなかには、アプリ間の連携に不満を感じている方も。
『Amazonプライムビデオ』のアプリは「動作が遅い」という口コミが数多くあり、これは私も実感しています。
時には音声だけが流れ、映像が映らないといった現象もありました。
また、一部のテレビでは『DMM TV』や『dアニメストア』のアプリが非対応のものがあります。
その場合、「Amazon Fire Stick」や「Chromecast」などを使えばテレビでも視聴可能です。
Amazonプライムビデオに関しては、テレビ用アプリではなく「FireStickを使用することで動作の遅さが改善した」という口コミも。視聴環境により、動作スピードには違いがあるようです。
いずれのサービスも入会せずにアプリの動作確認はできるので、実際に使ってみるのがおすすめです。
【まとめ】アニメ作品数No.1は『dアニメストア』だが、総合力のある『DMM TV』がおすすめ
『DMM TV』のアニメ作品数は『dアニメストア』と比べて、900本ほど少ない約4,800本です。
しかしdアニメストアと同じ月額550円で、アニメ以外にも「特撮」や「2.5次元舞台」作品のラインナップが圧倒的に充実。
さらにDMMポイントが付与され、他社で独占配信している作品をDVDやBlu-rayでレンタルするときや、電子書籍購入に使用できるというメリットもあります。
また、数は多くないものの4K画質に対応していたり、51chサラウンドに対応していたりと、視聴環境さえ整えれば、映画館のような満足度を得ることも可能です。
これらの点から、アニメ好きや2.5次元・特撮ファンには『DMM TV』が最適な選択肢です!
Jリーグや野球などのスポーツも見たい方には、おトクなセットプラン『DMM✕DAZNホーダイ』がおすすめ。
詳しい内容は、以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
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